女性用風俗とはなにか?

女性用風俗とは何か?目的と意味を考える

無料モニターに応募してきた女性がいたのですが、自分にお金をかけたくないという理由でしたので、残念ですがお断りしました。
ホームページをどこまで読んでくれていたのか分からないのですが、当店ではどんなお客様にも優しくするわけではないし、出来ないことや、やっても意味のないことはしません。

女性用風俗が世間の一般的な価値観からだいぶ外れた場所にあるため、利用する女性に戸惑いや不安、自分が浅ましいのではないかという自責の念にかられたり、風俗利用をどうやって自分の中で捉えればいいのか、いろいろ考えてしまうと思います。
風俗というものがそもそも男性が行くものだとか、女性が男性にお金を払うことがあり得ないといった、先入観(思い込みや価値観の刷り込み)が自分の生きたい人生の障害になっていることが多いです。
自分らしく生きること、自分の人生のために生きることにとって大事なのは「自分自身で決めること」であって、風俗へ行くことが普通かそうでないかとか、女性としてどうあるべきかといった先入観は一切不要です。

そこで、
「女性用風俗とは何か」
「自分にお金を使うことの意味」
などについて考えていきます。
利用を迷っている女性や、どういった姿勢で利用すればいいのかわからない女性に読んでいただきたいです。

 

まずは女性用風俗について。
男性が風俗店に行く理由は単純で、気持ちよくなりたいとか、性欲を解消したいとか、可愛い子と遊びたいとか「自分の欲求」に従っているわけです。
自分の行動によって満たされるということが、最初から明確なわけです。

ところが女性の場合は、「寂しいから」「自信がないから」「癒されたい」など、自分の欲求を満たすというより、逆に「自分に足りないものを求めている」感じです。
自分の行動によって満たされるのではなく、誰かが自分を受け入れてくれることを期待しているので、「果たして風俗店へ行って自分は満たさせるのか?」と不安を感じると思います。

男性は自分の欲求(性欲)のために対価を支払っているので、自分のためにお金を払うことを素直に受け入れられます。

女性は自分を受け入れてもらう相手のために対価を支払っていると思ってしまうので、このお金は自分のためなのか、そうではなく相手の心と体を手に入れるためなのか…とお金を使うことを素直に受け入れられなくなる人もいると思います。

でも、男性の「気持ちよくなりたい」も女性の「寂しい」も同じ欲求なんです。
人肌が恋しい寂しい夜、男性は誰かを抱きしめたい(誰かに欲望をぶつけて気持ちよくなりたい)と思い、女性は誰かに抱きしめられたい(誰かに欲望を受け入れてもらって気持ちよくなりたい)と思う。

お腹が空くのも、眠くなるのも、誰かといたいのも、一人になりたいのも、誰かに愛されたいのも、誰かを愛したいのも、どれも自分の欲しいもの、求めているものです。

男性用風俗は、女性に対して性欲を発散したい男性がいくお店
女性用風俗は、男性に対して受け入れられたい女性がいくお店

セックスが男女で役割が違う(男性が一般的に能動的で、女性が受動的)ように、風俗店でも男女の役割のようなものがあると思います。

「受け入れられたい」ということが自分自身の欲求だと自覚できず、「男性にしてもらうために」と思っていると、自分のためにお金を使う(=自分を大切にする、自分に投資する、自分の欲しいものを手に入れるために使っている)と思えず、そんな自分が浅ましいと感じたり、自分自身にお金を払ってまでする価値を感じなかったりします。

目的は人それぞれですが、「自分の欲しいものを手に入れるために行く」というのは風俗店に限らず、飲食店やその他サービス業などでも同じことが言えると思います。
お腹が空いたら飲食店へ入って食べたいものを注文しますが、そのお金は自分の空腹を満たすために店員さんへ渡していますよね。
「料理を提供してもらうために、お金を払っている」なんて考えますか?

誰でも自分の欲しいものと対価を天秤にかけて、どうしても欲しいものだったら多少高額でも思い切って使うし、それほど欲しくなければ諦めることもあるでしょう。

 

サービスする側も同じです。
「相手の望むものを与えたい」という欲求があります。
美味しいものを食べてもらいたい、満足してもらいたい、喜んでもらいたい。
もちろん仕事として給料という対価を求めているだけの人もいますが、お金のやりとりでお互いの欲求を満たしあっていると考えてよいと思います。
恋人や家族はそのお金という「ただのツール」がなくてもお互いを満たしあえることが可能ですが、サービス業では人と人の関係性の橋渡しをお金が担っていると思います。
あんまりお金お金っていうとなんだかすごく残念な気持ちになってしまいますが、あくまで関係性の橋渡しをしているだけで、お金がないから今までの関係がなくなってしまうとか、そんな悲しいことは思っていません。

自分のためにお金を使うことをダメだと思わないで欲しいことと、自分の欲求や願望に素直になること、それを大事にすること、ちゃんと自分の目的のために利用して欲しいので、自ら自分の価値を下げるようなことはしないで欲しいと思っています。
無料モニターでお金の対価がないからこそ、しっかりと目的を持っていなければ、お互いに良い関係性を築けなくなり、どちらも満足できない結果になると思っています。
ただの好奇心や自分自身にお金をかけたくないという女性の申し込みを無料モニターで受けないのは、こういった思いがあるからです。

通常予約でご利用頂いている皆様にも、もっと自分を大切にするためにお金を使っているんだ、自分のために使っているんだと思ってもらいたいです。
そう思って渡してくれる、価値のある報酬をいただけると僕達にとっても、とても嬉しいのです。
お金自体には価値なんてほとんどありません。
お金を渡すときに、どんな気持ちを一緒に乗せて使うかがお金の価値になると思います。

過去の記事(童貞、処女の悩み….誰かに抱きしめられる必要性)でも書きましたが、僕(オーナー)は風俗利用に価値を見出していなかった(風俗へ行くと人生負けたような気がしていたり、風俗へ行くことが汚らわしいと先入観で思い込んでいたため)ので、自分で行くことはありませんでした。
運よく抱きしめてくれる女性と出会えたので、人に受け入れられる喜びを知ることができて良かったですが、男女がもし逆だったとしたら、無償で相手を受け入れてくれる男性がどれほどいるでしょうか?
女性はもともと男性を受け入れる役割を持っていますが、男性は自分の欲求の発散が目的の場合が多いです。
優しく抱きしめてくれる男性がいなかったり、結婚していて夫以外に関係を持てない場合、自分のためにお金を使って誰かに抱きしめてらうことは、適当にSNSで見つけた男性の欲求の捌け口にされるよりずっとずっと自分を大事にしていることになると思います。

自分の価値は自分で決めるものです。
女性用風俗を始めたころは、女性とイチャイチャするだけでお金貰っていいのかな?とか、僕と過ごすだけでお金を払ってもらうなんて悪いなと思っていました。
でも何回もリピートしてくれる人がいて、僕との時間を楽しいと言ってくれて、また会いたいと言ってくれて、渡してくれたお金に対して僕自身が価値がないなんて思ってはダメだなと感じました。
一緒にいる時間、気持ちよくなってくれている時間、心地よく抱きしめあっている時間に価値があって、お金はただのチケットのようなものです。
家族や恋人には不要だけど、家族や恋人以外の人と家族や恋人以上の関係を築いていくために必要なチケットです。

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