寝るのが好きです。

非常にマイペースかつのんびりしていますが、その所為か仕事とか片付けとかあんまりテキパキできません。
テキパキと仕事出来る人は尊敬するし、そういう人と比べると自分が役立たずみたいな気がしてきてしまいますが、機械じゃないんだから人と違って当たり前なので、そんな風に考えてしまう「考え方が役立たず」なのです。

落ち込んだり間違えたりして自分を否定的に思ってしまいそうなとき、役立たずな考え方が頭の中を占めてしまいそうになるので、自分でストップさせないとどんどん負の連鎖に陥ってしまいます。

上手くリセットするためにも、僕は寝るのが好きです。

ぼーっとする時間や、一人になって自分の気持ちに向き合う時間。
自分の感情を認めて、受け止めて、昇華させる時間が必要です。

仕事が忙しかったりして、ゆっくりと体と心を休めることができる時間がなくなると、余計に心のもやもやの姿形を捕らえることはできず、どうすればいいのか、何をしたいのかが分からなくなってきます。
答えが見つからないときは、一旦考えるのを止める。
答えではなく、自分の気持ちや考えや環境など、今の自分をみつめてみる。
次第にもやもやしたものが何なのかがみえてきて、どうすればいいのか、何をしたいのかも自然とわかるようになってきます。

「自己中」という言葉はなんだかあまり良くないイメージが強い言葉ですが、僕はもっとみんな自己中でいいと思っています。
いろいろな悩みを持っている人がいますが、優しくて気が効いて良い人ほど、周りの人のことを気にしすぎてしまって、自分自身を上手く表現できなかったり、我慢してしまったり、自分を押し殺して周りに合わせようとして苦しんでます。
そんな風に自分で自分を苦しめずに、自己中になって自分自身を自由にして欲しい。

自分勝手で周囲の迷惑を考えない自己中ではなく、「自分を大事にすることを一番に考えてから周囲のことも考える自己中」です。

自分を大事にするには自分と向き合う時間が必要です。
上手く向き合えないときは、誰かに助けてもらって向き合えばいいのです。
ゆっくりとマッサージの時間を過ごしてもらうのは、そうやって自分と向き合ってもらう時間でもあると思います。

僕自身はそうやって自分では悩みがほとんどないつもりではいますが、迷ったり疑問に思ったりすることはたくさんあって、悩んでいるといえば悩んでいるのかもしれません。
考えることは好きですが、ある程度のところで「考えても仕方ない！自分の感情や直感も大事だ！」と思って考えるのを止めることも多いです。
そんな感じで好い加減な性格の僕が出来上がっているわけです。

僕は自分の好きなことをしたいし、正直でいたいし、それを他人からとやかく言われたくはないのだけど、僕が自由にすることで誰かが傷ついたりするのはやっぱり避けなきゃいけないし、自分勝手ではダメなんですよね。
誰も傷つけずに自分の好きなことを好きなようにするって難しいし、無理かもしれないけど、少なくても自分が笑って生きていければ、傷つけるよりも一緒に笑い合える人を増やすことができるんじゃないかなと思ってます。

だから僕はちょっとくらい現実逃避が入っててもいいから、幸せな夢をみるためにたくさん寝るのです。（でもいつも寝不足気味です。）